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『リラックス』(relax)は、日本の男性向け雑誌。マガジンハウスより1996年(平成8年)に創刊され、2006年9月号をもって休刊した。 == 沿革 == 『Olive』『Hanako』の創刊編集長である椎根和が創刊。創刊号は1996年5月号。発売時のキャッチコピーは「Magazine for Relax Age」。「リラックス」の商標はマガジンハウスではなく三田智恵子が所有している〔http://mita-news.net/archives/14303109.html 三田智恵子 Topic Watch 巡り合った豪快な呑兵衛たち〕。ロゴ・デザインはアメリカ人デザイナーJim Christie(C.W.C.)。 当初はコレクション志向で、毎回テーマ別にモノを大量に紹介するのが売りだっが、7号でリニューアルしキャッチコピーを「Goods Style Magazine」に変更、モノとストリート・ファッションの中間誌になった。連載陣にはビデオ・ジャーナリストとして駆け出しだった後藤健二がいた。 1998年9月号より編集長が『BRUTUS』編集部にいた岡本仁に交替。椎根が岡本に決めた理由は「生意気そうだから」〔『広告』(博報堂),2000年3+4月号,90ページ,川勝正幸「人間ポップ宝をたずねて 第8回 岡本仁」〕。誌面は縦組から横組に、キャッチコピーは「fabulous magazine for man in cafe」に変更された。同年10月号でまだ知名度が高くなかったGROOVISIONSを大特集するなど独自のカルチャー路線を進めたが、売上は伸びず、1999年3月号で休刊が決まった。当時マガジンハウスでは『pink』『楽』などの雑誌もほぼ同時に休刊している。 しかし、社内で休刊が決まった直後に出た1999年2月号と、休刊号である3月号がどちらも完売。それを機に、社内で若手社員を中心に復刊運動が始まり、集まった100人分以上の署名が社長の赤木洋一に提出される事態となった〔『WWD JAPAN』(INFASパブリケーションズ),2014年夏号,88ページ,「伝説のゆる-い雑誌『リラックス』とは何だったのか? 元編集長・岡本仁×元副編集長・中島敏子 デラックス対談」〕。それを受けて、赤字を解消するビジネスモデルが作れるなら復刊を検討すると赤木が提案し、岡本は新雑誌研究室に異動。3、4ヶ月、企画を出し直し続け、復刊が決まった〔菅付雅信『東京の編集』(ピエブックス),138-139ページ,「岡本仁:編集は深めるよりも広めること」〕。 2000年2月号より復刊。アート・ディレクターの細山田光宣が休刊中に『POPEYE』のADに就任したため、代わりに小野英作が起用された。フリーペーパー版の配布、女性版『relax for GIRLS』、アーティストブック『relax library』シリーズ、ホンマタカシの写真集である特別編集ムック『NEW WAVES』など、多種多様な展開を見せたが、劇的な売上上昇にはつながらず、2004年10月号でほぼすべての連載が終了し、2004年11月号で岡本仁が編集長を退任。全面リニューアルされた。 2006年9月号で休刊。 2016年にムック『2016年のリラックス。』として1号だけ復刊。編集長は中島敏子。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「リラックス (雑誌)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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